初めてのラーメン二郎

昨夜ラーメン二郎に生まれて初めて行ってきました。

行ったのは亀戸店。

以前も行こうと思ってお店に行ったのですがすごい行列で断念しました。

GW期間中とはいえ翌日平日となっているのでカレンダー通り
仕事の人が多かったのかもれません。

ネット界隈の噂では

”二郎に行くことは修行だ”

”写真を撮ってはいけない”

”会話せず真面目にラーメンを食さなければいけない”

色々と噂があったので正直どんなものなのかなーという感じでした。

というのも世の中には色々なこだわりを持ったラーメン屋さんがあって、

つい先日行ってみたラーメン屋さんでは入ったら

”うるさい子供お断り”とか

”店内写真撮影お断り”とか

一風変わった接客方針を掲げているお店がありましたが
味は大したことなくてがっかりした記憶があります....。

”うるさい子供お断り”と書くのであれば個人的には
もっと丁寧に書けば良いのになぁって考えてしまう。

味がそれほどでもないんならね。


さて、昨夜行った二郎亀戸店も同様”路上駐車禁止!
路上駐車をしたお客様にはラーメンの提供ができません。
判明した場合は食事中でも退店していただきます。”
”二人以上でご来店のお客様は必ず全員が揃ってから入店してください”


といった趣旨の張り紙がありさすが強気だなぁと。

ただ今まで路駐で散々苦情来たり、

カウンターのみの席数が多くない店内で待ち合わせされて、

挙句別々の席にされて文句言った人がいたんだろうなぁ。

お店に入ってみると中には大学生?らしき男の子が3人ほど
緊張した面持ちで待っている。

どうやら”予習”して来たようで注文の仕方などを互いに確認しあっていた。

え、偉い....!

どうやら二郎は食券を購入後、

食券を出す際に麺の量、油の量の希望を伝える。

そしてラーメンが出来上がる直前に
野菜、ニンニクの有無、量について聞かれるので
その時に伝えるという二段方式となっているようだった。


僕は浅草にある二郎インスパイア系の”ぶんすけ”というラーメン屋を
気に入っていて月に1回は行くほどハマっているのだが、
二郎も似たような注文方式で少し安心感があった。
(ぶんすけが二郎を参考にしているからといったほうが正しいのかな。)

今回はニンニクを訊かれたので”はい、お願いします”とだけ答えた。

ラーメンの好みのよって色々意見が分かれるだろうが

僕はなるべく油の量だとか味の指定はしないようにしている。

結局何も言わずに出されるラーメンがおそらくそのお店が

一番美味しいと思っているベストな状態なのだと思う。

なので稀にニンニクのすりおろしや黒胡椒がテーブルに置かれているが、

基本的に手を出さないようにしている。


なんていうか...スープが濁るとせっかく作ってもらった一杯が台無しになって
幾度も後悔したんですよね。。

あ、ここハズレだな!と思ったら色々スープに入れちゃいますがw


ちなみに僕はラーメンが好きなくせに過敏性腸症候群持ちで

お腹が弱いので翌日が休みで何も予定がない時にしか食べないと決めている。

だからこそ翌日が休みの時は

よっしゃー!ラーメン食うぞー!!となる。

ただ味については好みが人それぞれあってガッカリすることが多い。

要するにハズレに当たることが多いのだ。

肝心のラーメンだが噂通りもやし、キャベツ、厚切りのチャーシュが二枚デカデカと乗った

一杯が出て来た。

なんだ、普通盛りでも量は大したことないんじゃないか?というのが第一感想だった。

まずスープをすする。

凄く美味かった。

専門家じゃないので詳しいことはわからないが
浅草のぶんすけのようにスープに何か麻薬でも入っているんじゃないか?
と疑うほど病み付きになりそうな味だった。
自分の中でぶんすけと二郎と互角かそれ以上の味だった。

スープを野菜にかけて野菜から攻める。

途中ちょこちょこ厚切りのチャーシューを食す。

最後に残るのは麺なのだがこれもまたモチモチしていて美味しい。

ただ半分ほど食べたあたりからお腹がキツくなって来た。。。

これがネット界隈で噂される”修行”というやつか。

と流れ出る額の汗をハンカチで拭き、ジャケットを脱ぎ、半袖シャツ1枚で
ラーメンを無心に頬張る。

量が多くても味が美味しいから苦しくてもドンドン胃袋に入って行く。

そしてスープは飲み干せなかったが完食。

凄く美味しいラーメンに出会えた気がした。

全身汗だくとなり店を出ると、隣で食べていたお兄さんが食後の一服をしていた。

僕達はまるで精神と時の部屋で長い間一緒に修行をしていた苦労を労うか如く
心の中でウィンクをしあった。

是非またいきたいと思います。